2023年11月22日水曜日

注意点等

ゲーム進行上の注意点や小技、プレイしてみての所感などを寄せ集めています。
※ゲームとしての残念な点の指摘等含む


・とにかく攻撃が外れる
中盤あたりそれが顕著ですが、こちらの攻撃がとにかく命中率低く、空振りだらけになります。
中盤ではあまり術も育っていませんし、かぜまるとたかまるの二人旅の間など、攻撃が外れるととにかく戦闘が長引くだけでダルくなるのに、驚くほどよく攻撃が外れます。
しかも、命中率は強化する術もありませんので、対策もなく、命中率の設定を間違えたとしか思えないくらいです。
それでいてエンカウント率もかなり高いという・・・。
テストプレイでは意見出なかったんでしょうかね。


・エンカウント率高過ぎ
戦闘後2,3歩歩くとエンカウント、ということもザラ。
なのに、逃げる場合は、一回で逃げが成功か失敗か、ではなく、必ず逃げはするが、何体か敵がついてくる、という仕様で、一回で逃げ切れることはほぼありません。
となると、一回で逃げるには、けむりだまに頼るか、とんずらの術か、となり、どちらもやはり消耗していくしで、とにかくザコ敵戦がわずらわしくなりがちです。
まあ、必然的にその敵を蹴散らしていかないと、とても先に進めないくらいドンドン敵に強さがインフレしてくるため、必要な戦闘と言えば戦闘なのですが、ゲーム全体を通して、かなりの時間がザコ敵戦に割かれるのも事実です。


・武器・防具が空気
トップでゲームの特徴でも書きましたが、ゲームの進行で手に入る装備の能力上昇が低過ぎて、ほぼ空気と化しています。
新たな村で手に入る新装備で上がる攻撃や防御は2~4程度。ひとつ段が上がるのと変わらない程度、後半結構高い装備に買い替えているのに、ほぼ実感沸かない程度しかステータスが変わらないという。とはいえ、後半常に敵が強いので、新装備を買うのはまず大前提となっていて、ちょっと悲しい設定です。


・全滅を必要以上に恐れない
後半、ザコ敵がかなり強く、特に、こちら全員を行動不能にする術を使う敵が多く、これがまた驚くほどよくこちらには効いてしまい、3ターンくらい全員行動不能にされるなんてことがザラにあります。あっという間に負けますw
これはもうこのゲームの呪われた特性ですので、最初からよくあることと諦めて、経験値がもったいないので、やり直しではなく、普通に地蔵に復活させてもらいましょう。
ゲームオーバーですと所持金半分にされてリスタートですが、このゲーム、後半お金には困りませんし、お金は小まめに預けていればそこまで被害も無いはずです。


・術はぶんしんで鍛える
かぜまる、あかね、共に、術はほとんどが初期は、敵一体、または味方一体にかけるものが多く、成長させないと複数ターゲットにならないものです。そういった術は、終盤に向けて、ランクアップがほぼ必須になってきますが、なかなかどの術もランクアップまで必要な使用回数がとんでもない数になっています。
そんな中、かぜまるだけは、ぶんしんの術で増えたぶんしんが使った術も使用回数に数えられるため、まずはぶんしんを使って増えておいて、自身もぶんしんもガンガン術を使っていけば、早く使用回数を稼げます。
あかねは残念ながらこの手段は使えませんが、素早いため、ターン内で最初に行動することが多いので、敵が残り一体、残り一撃で倒せる、みたいな状況になったら、あかねは敵に攻撃でなく、なんでもいいので、使用回数稼ぎたい術を使うのもありです。その後たかまるの攻撃でどうせ戦闘は終えられるので、無駄なワンアクションがあっても問題ないものです。


・なみこしの術は汚点
このゲーム、しょうもないギャグやダジャレも十分愛せる要素なのですが、一点、明らかに失敗している要素が、なみこしの術、すいとんの術、の流れです。
ゲーム進行していると、にじのまちの次に水辺に進んでいって、そこのいおりですいとんが習えればそれで進行がスムーズなのに、わざわざなみこしの術などという、一回しか使わない、人を笑わせる術、などというものを習い、しかも消費技は110も!?そして、それを習ってから、だいぶ戻ってすいとんてんぐのいおりで使ってすいとんの術を習うという、本当に無駄な二度手間。この一度しかなみこしの術は使いませんし。存在価値がわかりません。
かぜまる、あかねの術もそれぞれ8個なので、てんぐの術もキリよく8個にしようとした結果、無理に詰め込んだのかもしれませんが、テンポよく進んでいくストーリーの中でここは大幅な蛇足だったかと。