1990年発売の、敵も味方も忍者だらけの和風RPGの名作(?)です。
当サイトでは、この忍者らホイの攻略情報を掲載していきます。
『忍者らホイ! 痛快うんがちょこ忍法伝!!』(にんじゃらホイ! つうかいうんがちょこにんぽうでん!!)は、1990年に、アスキーから発売されたファミリーコンピュータ専用のRPGソフト。
ハドソンから発売されたRPG『桃太郎伝説』(1987年)シリーズを手掛けたさくまあきら(ゲーム監督)、土居孝幸(キャラクターデザイン)、関口和之(音楽)の三者を招いて制作した和風ギャグRPGで、ダジャレやパロディ要素が強い。『ファイナルファンタジーII』(1988年)の魔法のように、忍術を使うたびに5段階にパワーアップするシステムが採用されている。
基本情報
攻略情報
あらすじ
主人公・風丸は忍びの里を占領したドクロ一族の首領・ドクロ将軍を退治する為、忍びの里を巡り、忍者犬・鷹丸や妹のあかねを仲間にし、謎の忍術が示されている“ラホイの巻物”のありかを示す5つの巻物を探すことに。
特徴
・風丸(主人公)が死亡するとゲームオーバー(最後にセーブしたところに戻され所持金は半分に)
・仲間が死亡した場合は村の入り口の復活地蔵で復活
・段が上昇すると体力と技が全回復する(洞窟に潜る前に次の段までの経験値を確認しておくと洞窟途中でちょうど回復できる)
・道具の所持最大数は一人の時は8個、仲間が増えると15個、22個、と増える
・用途のわからない道具は、選択して?を選ぶと解説してくれるという親切仕様
・ザコ敵が強く、ストーリー展開で新エリアに行くとザコ敵相手にあっさり全滅することも
・武器・防具が空気、新たな村で手に入る新装備で上がる攻撃や防御は2~4程度。ひとつ段が上がるのと変わらないので影響が小さい(とはいえ新装備を買うのはまず大前提)
登場人物
味方
プレイヤー(デフォルト名:風丸)
当作の主人公。攻撃力が高い分、足が致命的に遅い。
鷹丸
忍者犬。攻撃力、すばやさともに問題ないが、術が使えない。
あかね
風丸の妹。術を主に使うが、攻撃力と防御力が無い。幼い頃に、離れ離れで育てられたため、風丸とは面識が無い。
ラホイ
風丸の父。石にされている。
雲谷斎(うんこくさい)
風丸の育ての親。風の里の村長。
つづら半蔵
あかねの育ての親。
たづ
かつてラホイと共に戦った忍犬。
高島平忠夫(たかしまだいらただお)
このゲームの解説者だが、後にうたの町の住民役として登場する。元ネタは高島忠夫。
ほーしの監督
ほしの町の野球チームの監督。ほしの巻物を持っている。元ネタは当時中日の監督だった星野仙一。
うんのすけ
うんちの村の若君。黄金水をかけて体力を回復させてくれる。
とびまさ
色々な場所で出会う事になる職人。数々の発明品を作ってくれる。
天邪鬼
桃太郎伝説の名物キャラクター。豆しぼりをかぶり、ふんどしではなくひょっとこのお面を着用している。
福の神
桃太郎伝説の名物キャラクター。托鉢僧風の格好をしている。
貧乏神
桃太郎伝説の名物キャラクター。ドクロのずきんをかぶっている。
ドクロ一族
げんぶ
四天王の一人。卑怯な手を使い、小物っぽい所が多いものの、実力は相当の物である。ラストダンジョンでは他の四天王と共に再戦する事になる。
びゃっこ
四天王の一人。四天王とは幾度となく戦う事になるが、この白虎は若干目立つシーンが少ない。四天王に専用の戦闘音楽は無く、通常戦闘と同じである。
せいりゅう
四天王の一人。主人公達を小馬鹿にしている。やはり実力は相当の物。総じて四天王は体力と力が高く、術が通り辛い。こいつの城であかねは仲間になる。中盤以降のボスは、ぶんしん、あすなろ、まもりが欠かせない。
すざく
四天王の一人。初めての戦いはたかまると二人で挑む事になるが、非常に厳しい状況下での戦闘になる。
うだいじんドクロ
ドクロ将軍の部屋で戦う事になるボス。左大臣ドクロと共に襲ってくる。極めて体力が高い。
特に技は使ってこないものの、かなり消耗する戦いになる。
さだいじんドクロ
ドクロ将軍の部屋で戦う事になるボス。右大臣ドクロと共に襲ってくる。極めて体力が高い。
倒した後一旦回復と補充に戻っても復活しないので、手間はかかるが出直した方が良い。
ドクロ将軍
本ゲームにおける最後の敵。5つの巻物の示す所で手に入るアイテムを戦闘中に使わなければ、まともにダメージが与えられない。
攻撃方法は強力な通常攻撃と、稀にしか使わない地獄車の術(麻痺効果)。
倒れる際に「再び私のようなものが現れるやもしれん」と取れる発言を残し崩れ去る。ラスボスとしての専用の戦闘音楽がある。
スタッフ
監督:さくまあきら
キャラデザイン:土居孝幸
音楽:関口和之
演出:桝田省治
※発売元がアスキーであるというだけで、スタッフはほぼ桃太郎伝説、桃太郎伝説の忍者版と言ってもよい感じが